今年創立20周年を迎えた高等学校韓国朝鮮語教育ネットワークおよび駐日韓国大使館韓国文化院在日本韓国YMCAは、令和元年11月30日(土)~12月1日(日)にかけて、「高等学校韓国朝鮮語教育ネットワーク(JAKEHS) 20周年記念全国大会」を実施しました。
全国の高校で韓国語を教える教師を中心とし、韓国語教育関係者や一般募集の参加者まで、多くの方が参加しました。
2日間の本大会は、過去 20 年間の歩みを振り返りつつ、高校生を主対象とした新検定試験開発、新学習指導要領を意識した授業づくり等、現時点での課題を整理し、さらに今後の 20 年を見据えた新たな目標を確認する機会となりました。 また、3年前から相互交流を行っている韓国日本語教育研究会に所属する韓国の教員による実践報告も行われました。
20周年記念全国大会の内容は以下の通りです。
《1日目》
会場:韓国文化院 ハンマダンホール
開会 主催者あいさつ 来賓祝辞
第 1 セッション JAKEHS のこれまで そして これから
①創立から今日まで~20 年の振り返り~ 任喜久子
②JAKEHS2040 構想 山下 誠
*文科省外国語教育推進事業 山下 誠
*学習者が社会とつながる韓国朝鮮語教育 中川正臣・澤邉裕子・植村麻紀子
*ハングル検定新級創設 黒澤眞爾
*韓国語教育現況調査 松崎真日
第2セッション 韓国朝鮮語教育のめざすもの
*育った人材、育てたい生徒像 武井一
1日目 総括討議
20 周年記念祝賀会
<2日目>
会場:在日本韓国 YMCA
第 3 セッション 資質・能力論(キー・コンピテンシー)をふまえた授業づくり
①パフォーマンス課題&逆向き設計 概論 川上知美
授業実践 1=『チャレンジ!韓国語』を用いて 石黒みのり
授業実践 2=『好きやねんハングル』を用いて 左美和子
②韓国 2015 教育課程にもとづく日本語の授業づくり
韓国高等学校日本語研究会所属教員
二日目 総括討議
JAKEHS 総会
■過去の定例会の報告記事
■参考リンク