(記事執筆=武井一/都立日比谷高校他)
夏休みに数種類の宿題を出している。その一つが、「おっと危ないハングル」。ハングルと見間違えたものの写真を撮ってくるというものだ。
文字を学び始めて数ヶ月。色々なものがハングルと見間違える時期が来る。自分が韓国語を学び始めたときもそうだった。ラジオ講座の講師だった渡辺吉鎔先生も「そろそろいろいろなものがハングルにみえてきたのではないですか?」と言っていたが、まさにその時期だった。
マルイの看板が이이に突然見え始めるようになるのだ。ということで、ハングルが定着し始めた時期を狙ってこの宿題を出している。なかには面白いものを撮ってくる生徒もいる。写真もその一つ。
そして、この課題をやらせることで、ハングルが定着しているか、そうでないかが分かる。この時期に定着していないと、その後授業についていくのは厳しくなるように思う。
生徒を楽しませているのだが、実はハングルが定着しているかが分かる教材をいくつか準備している。
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