출석부 게임 (出席簿ゲーム)

（記事執筆=松森南風 / 都内某高等学校）

初めて記事を書かせて頂くことになりました、松森南風と申します。今年度より韓国語を都立高校で教えています。右も左も分からない状況で駆け抜けた一学期でしたが、9月から気を引き締めてまた頑張りたいと思います。

一学期のうちに、どの学校でも試験と答案返却のどちらも行ったのですが、答案返却のみですと授業時間が大幅に余ります。そこで、答案返却日に行った韓国のゲームが生徒に結構ウケたので、この記事ではそのゲームについて書かせて頂こうと思います！

その名も「출석부 게임(出席簿ゲーム)」

<ルール>

①円になります。

②体の前で手をクロスさせながら、「출석부！출석부！출석부 ！」と三回言う。

(リズムや動きはYouTubeの動画1:08～を参照して頂けると幸いです)

③最初の人は呼び捨てで他の人の名前を呼びます。この時、名前を呼んだ人とは違う人を指さします。

④名前を呼ばれた人が「네！」と手を上げて返事をし、また違う人の名前を呼び、名前を呼んだ人とは違う人を指さします。

⑤繰り返します。

ルールは簡単ですが、ポイントは「名前を呼んだ人とは違う人を指差す」ところです。名前を呼ばれた人が返事をしなかったり、指さされた人が返事をしてしまったりすると負けです。

このゲームをするにあたって、①お互いをそれぞれ何と呼ぶか？(名前のハングル表記にパッチムが無い生徒は、名前＋야と呼ぶことにする、先生のことは샘と呼ぶことにする、など)、②罰ゲームは何にするか？(三回間違えた生徒は愛嬌か尻文字のどちらかを披露する、など)を生徒と話し合って決めるのも楽しかったです。

ゲームのルール自体もそこまで難しくなく、出てくる単語も「출석부、네、名前＋야」のみなので、韓国語初級の生徒相手でも簡単に行えるゲームです。

こういった簡単なゲームも授業に取り入れ、生徒に楽しく韓国語を学んでもらえたら、と思いながら授業をしています。

他の先生方のブログ記事を読み、授業の参考にさせて頂いています。記事を書かせて頂けて光栄です。乱筆乱文お許しください。また先生方の授業づくりも参考に、二学期三学期と頑張ります。ここまで読んで頂き、ありがとうございました。감사합니다！

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◆松森先生の過去の記事

・新会員インタビュー（2019年5月1日）